私たちの考え方は特に変わったことではなく、現代医学の見地から標準的なものです。しかし解熱剤・抗生物質の使用方法など、いわゆるこれまでの”開業医の常識”とは異なる面もあるようです。当院ではこどもたち対しては、少量のアセトアミノフェン以外には原則として解熱剤は処方していません。全体としてくすりは少な目です。
“かぜ”と考えられる患者さまには、少々熱があっても抗生物質を処方しないことも多いです。当院の考え方をよくご理解いただき、科学的根拠に基づいた治療法を受け入れて下さる患者さまが数多く来院され、心強く思っています。